季節の順番

知っていればそのまま得点、知らなければ即アウトにつながる
子どもの基礎的な知識(常識)を問う問題のことを私は「貯金問題」
教室で呼んでいます。
こどもの森でしか使わない言葉です。決して「お受験用語」ではありません。
合格後の寄付金を何口にするか悩む問題でもありません。

◎語彙が豊富である
◎季節に特化したさまざまなもの・ことを知っている
◎昔話に親しんでいる


などが挙げられると思います。
そしてこの3つの領域はまとめて伸ばすことができます。

今回は特に「季節の問題」についてお話します。

桜は春、といった細かい分類の前に
季節の流れを押さえて下さい。

春→夏→秋→冬

この流れは新年長ならばOKだと思いますが

秋→を先頭にして季節を順番に言ってみて下さいというと
???
となる新年長さんが多いと思います。
では冬を先頭にしたら?夏は?

ここをしっかり押さえないと
例えばお話の記憶の問題で頻出される
「(海水浴の話)今のお話の次の季節に咲く花はどれでしょう」とか
「(冬眠の話)今のお話の前の季節に実る木の実はどれでしょう」といった問題を
なんとなくふんわりと解くことになってしまいます。

そこで登場「季節マシーン(手動)」!

よく理解できている季節のもの(今回は果物・花・楽しい行事)を
カードにして順番に置いていきます。
いちばん上に春のカードを置くと簡単なのですが
それ以外はなかなか難しい様子。
口頭で行うよりも視覚化することでイメージしやすいようです。
このマシーンならカードの難易度を変えれば年少さんから楽しめます。

貯金問題はゲーム的な作業を繰り返して土台を作ると
比較的早い時期に得意問題として子どもの「自信」を支えてくれます。

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一緒に「貯金問題」に取り組んでみましょう!

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