「できていること」を探そう
2022年度がスタートして既に2週間、第1回と第2回の通常授業がスタートしました。
こどもの森の通常授業は全42回。
あと40回で新年長クラスは入学試験の日を迎えるのです。
その日はとんでもなく早く、あっという間に訪れます。
私は「試験の日から逆算して今日この日に何ができていて欲しいのか」
ということを念頭におきカリキュラムを構成していきます。
できていることは伸ばし、できていないことは手厚くフォローする。
慌てずに粛々と取り組むべき課題です。
しかし授業ペーパーの出来や宿題の取り組みなどから
どうしてもお父様お母様は「できていないこと」ばかりに目が行きがちです。
どうぞ今は「できていること」に意識を向け子どもを褒め、認めて下さい。
「図形の問題が好きなんだね。」
「数を数えるのが早いね」
「はみ出せないできれいに塗れるね」
できるだけ具体的に感心至極な口調で。
お父様お母様が「できていることに」を意識して探すと
自然と褒め上手になり家庭学習中の雰囲気は明るくなり
子どものやる気と自信が育ちます。
その上でできないものに対しては
「これは難しいね。一緒に考えようか。」と同志のような雰囲気を作ります。
上手に教える自信がなければ(ケンカになりそうなら)
「これは難しいね。明日教室でもう一回先生に解き方を聞いてみよう!」と
促して下さい。
「できていること」探し。今日からスタートです。