形を重ねる
↑「重ね図形」 お馴染みの問題ですね。入試の頻出問題です。
まず、子どもたちに最初から「図形」と言わないよう注意しなければなりません。
この問題に限らず大人はついつい子どもたちに難しい言葉を使ってしまいます。
「言語」「系列」「比較」「対応」など 問題集の目次の言葉は 子どもたちには未知の言葉です。
(勿論、年長の春くらいからは、問題を見て「あー逆対応!」などと頼もしいことを言い出すのですが。)
さて、この問題自体は さほど難しくないようです。理解も早く 子どもたちにとってイメージしやすい簡単な問題と言えるでしょう。
しかし この後がいけません。
図形を重ねて上から何番目?とか
折り紙を縦に折ったり 横に折ったりする線対称の問題とか、
重なっている部分を探す問題とか、
似たような図柄に混乱してしまいます。
混乱しないようにするには 初めにこの問題を充分に理解させることが大切です。・・・こどもの森では窓を使います。
更に隣の窓に書きましょう!空に落書きする気分!
ほーら、重なった!
子どもたちから歓声があがります。
百回の説明よりもたった1回のパフォーマンスで子どもの理解を一気に深めることができます。
マジックは油性でなくても大丈夫ですので 是非ご家庭でも試してみて下さい。