これはアクティブラーニングではないか

昨日の授業で使った上皿天秤。休憩時間の合間に「実験してみてごらん」と声をかけると、みんな喜んで「実験」を開始!

はじめは昨日の授業で行ったように「青はやっぱり赤2枚と釣り合うねえ」「緑は赤3枚だったよね」などと言いながらおもりを乗せていたのだがだんだん様子が変わってきた。

以下、子どもたちだけの会話。

「じゃあさ青と緑はどっちが重いか確かめてみようよ。」

「そりゃ、緑でしょ」

「赤3個分だから?」

「青は2個だもんね」

「うん。でもやってみようか。あ、やっぱり緑の方が重い!」

「いえーい!」

 

「ここにあるおもり全部使って釣り合うようにお皿に置いてみよう」

「うん。全部使おう」

「だめだね。どうしても赤が残る。」

「あ、でもさ、『あまり』なんじゃない?そういう問題よくあるよね。」

「てことは、できた!」

「いえーい!」

 

 

 

「この黄色。昨日使ってないよね。」

「大きいから重いよ。」

「実験してみよう」

「うわ!赤5個分!重!」

「青と緑だけ使ってやってみよう。」

「1個ずつでつりあった!」

「黄色と青と緑1個ずつと赤5個は同じ重さだ!」

「いえーい!」

 

 

昨日の授業をもとに自ら課題を見つけ、『実験』をして答えを導き出した子供たち。「いえーい!」という時の表情、言うまでもなく最高に輝いていました。これで「つりあい」のカリキュラムは子どもたちにとってとても親しみやすいものになったと思います。子どもたちの持つ「自ら学ぶ力」によって。

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