夏の絵画制作
今年の夏期講習は「絵画制作」からスタートしました。
受講生の志望校をふまえ
1 巧緻性を高める
2 丁寧に素早く作る
3 よく聴く。よく見る。自信を持つ。
の3点を強化するカリキュラムに取り組みました。
できあがる作品は11点!
90分を3日間、全270分の講習会なのですが90分延長しました。
しかも想像画、発展画、課題画など3点が終わっていないので延長は続きます。
(もちろん追加料金なんて無粋なことは無しです)
さて、どんな様子かな。
絵本作りの製作途中。
折り紙の要領で色画用紙を折り、見開き3ページの「本」を作ります。
お話を聞きとり、3場面の絵を描きます。
表紙をデザインしタイトルを考え世界にひとつの「私だけの絵本」が完成します。
口頭による指示な全くなし。
見本をよく見て、とにかく見て、じーっと見て
材料、手順を考えお手本と同じ「クジャク」を作り出します。
手順を間違えるとお手本通りには仕上がりません。
間違えた時こそ冷静に。
講習会は試験ではないのでトライアル・アンド・エラーが最も大切です。
子どもたちに「巧緻性の特訓です!」と告げるとキャー♡と大喜び。
何故か「特訓」という言葉にお祭り的な要素を感じるらしいです。
「系列特訓」キャー♡「線対称特訓」キャー♡という具合です。
特訓の前にくる言葉は難しい方が盛り上がります。
色画用紙に描いた絵を9分割に切り離し、一穴パンチで穴をあけ、パーツの全てを
モールで繋いで絵を元通りにします。
いやでも巧緻性、上がります。
スズランテープ、カラー段ボール、紙テープ色画用紙。様々な素材を使います。この作品も巧緻性を上げるためのカリキュラムです。もちろん他の要素もたくさん含まれています。
そして現在、ペーパー学習の真っ最中です。
それぞれの課題を必ず克服しますぞ!