説明会へ行こう!
雨の一日でしたね。朝、情報番組を見ていたら「すごい雨が降ってます、なう。」の場所が「横浜駅前」だったので相当な覚悟の重装備で教室まで来たのですがズブヌレになりました。
みんな幼稚園・保育園、無事に登園できたかしら。
さて、5月に入って、説明会ラッシュですね。
「とにかく行ってね。第一志望はもちろん、少しでも興味がある学校は全部行ってね。いやいや、1時間前後で行けそうなところは全部行ってね。男の子は女子校には行かなくていいけど、他はとにかく行ってね!」と私は講評の度に皆さんにお話します。
何故か?
「A校とB校を受験しようと思っていたのだが、評判が良くフェアで少しだけお話を伺ったC校も挑戦したくなった。けれども説明会に足を運んでいない。」といった状況を避けるためです。説明会の参加は志望校への熱意と理解を示す最低限のバロメーターです。決して、不参加、即、不合格というわけではありませんが良い状況でないことは確かです。
それからもうひとつ。
たくさんの学校の説明会に赴き、その場に身を置き、先生方の話を直に聞くことによって「保護者としての目」が磨かれます。
第一志望のA校は更に「わが子を入学させたい!」と輝きを増すかもしれませんが、逆に「うちの子には合わないんじゃないか・・・むしろB校の方がうちの子の良さを伸ばしてくれるのではないか。」と気づかされたりします。
中学受験必至の共学、宗教、乗り換え2回以上・・・敬遠していた条件の学校がとてつもなく魅力的に見えることもよくあります。
磨かれた保護者の目を持つと、何故 この学校にわが子を入学させたいのか、はっきりと分かります。
もちろん、願書や面接で必須の「志望理由」は生き生きとまとめることができます。
行かなければ分からない学校の魅力に気づくことによって学校に惚れ込む。
私はこれを「学校に呼ばれた」と表現しています。
呼ばれたんだから、一生懸命頑張って、行かなくっちゃ!ね!