中学校入試はホントにイヤ?
私立中学校入試真っ最中、5日までがピークと考えると「中日」とも言える2月3日、節分です。
今日も穏やかな晴天で本当に良かった。
さて小学校受験の話に戻します。
志望校を決める時「中学校受験を回避したい」と仰る方、とても多いです。そもそも中学校受験をしたくないから小学校受験に挑戦することに決めたと仰る方もいます。
理由は様々、思春期に差し掛かる子どもと対峙し乗り切る自信がないとか、受験勉強する期間が長くて子どもが遊べずにかわいそうとか、塾にお弁当を2個持って行くのが(作るのが)辛いとか、どれもごもっとも、中学受験あるあるの理由です。きっと身近に中学受験を頑張る方がいらしたのだろうな、と思います。
そうすると志望校は付属の中・高校があるところに限られます。
もちろん、それも立派な志望校選びの理由です。けれども私はあえて「せっかくだから見てきて♡」と『全員中学入試』を謳う神奈川県内のS小学校とS学園小学校の説明会に参加することを強く勧めます。
ありゃ、どっちもSですね。精華小学校と洗足学園小学校です。
説明会から戻ったママたちに伺うと、もちろん、中学校入試はムリ~という声もありますが
「Sに入学して中学入試に挑戦してみたくなった♡」とS小学校受験を突破する前から、真逆に振れた「中学校受験推進派」に変身して帰って来る方もいらっしゃいました。
他に人の中学校受験体験を自分に置き換えて大変そうだなと感じたら、それを避けたい、と思うことは当然だと思いますが、はたして「大変」なだけなのでしょうか。親子で頑張って「大変」なことを乗り越える過程で、乗り越えた後で、どんな景色を見てどんなものを手にすることができるのか。中学校受験を人間教育としてプラスに捉え学校全体でバックアップする体制とはどんなものなのか、是非、2校の説明会に参加して知っていただきたいな、と思います。
志望校を決めるために、あらゆる可能性を排除せずに真っ白な心と頭で小学校を見て欲しいと思います。他人の体験による偏見で、お子様にピッタリの学校を見逃すようなことになったら大変です。